『ニュー・シネマ・パラダイス』

お世話になっている整体師のKさんに好きな映画を聞いたところ、『ニュー・シネマ・パラダイス』という答えが返ってきた。
春の番組改編のNHKのアナウンサーのプロフィールでは、桑子真帆アナも好きな映画にこの作品をあげていた。

見終わった後、やさしい気持ちになれる作品だ。
好きな作品を聞かれたとき、この作品をあげる人は多いかもしれない。
(戦争映画や、猟奇殺人犯のレクター教授が出てくる『ハンニバル』などはあげにくい。)



第二次世界大戦が終わってまもなくのイタリアのシチリアの田舎の村。
人々の楽しみは、村の小さな映画館(実は教会の建物を利用)で上映される映画だった。
テレビもDVDもなかった時代、人々はここに集まり、わいわい騒ぎながら鑑賞した。

いわゆる「古き良き時代」だなと思う。
みんなで楽しみを共有した時代。
今のように、モノにあふれ、多種多様な娯楽が得られる時代では得られなくしまった楽しみだ。

映画が大好きな少年トトと、映写技師アルフレードの交流。
やさしい曲調のテーマ曲。
ドトの成長。初恋。村を出ていくトト。やさしく厳しく送り出すアルフレード。

これは映画が大好きだった人たちを描いた映画。
ラストのアルフレードがトトに残した形見のフィルムが素敵だった。

『ニュー・シネマ・パラダイス』
1988年のイタリア映画。監督:ジョゼッペ・トルナトーレ

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萩谷功枝

Author:萩谷功枝
世界史教師をしています。

映画や本の紹介、最新のニュースから感じたこと、など自分の日常を通して、世界史のことを考えていけたらと思います。

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