映画・本、最新のニュースを通して世界史を考えていきましょう。

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萩谷功枝

Author:萩谷功枝
世界史教師をしています。

映画や本の紹介、最新のニュースから感じたこと、など自分の日常を通して、世界史のことを考えていけたらと思います。

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プライベート ライアン

この映画の冒頭からの20分間は、第二次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦の壮絶な戦闘シーンだった。その迫力は凄まじく、顔をしかめながら出なければ見られなかった。そして思う。手足が吹っ飛んだり、内臓がとびだしているようなグロテスクなシーンは苦手ではあるけれど、それでもこれは、あくまでも映画のシーンなのだ。過去の現実に、この映画で描かれているような、悲惨な戦場があったのだ。現実のこの現場にいた兵士たちの...
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リンカーン

前回、奴隷貿易廃止に尽力したウィルバーフォースを描いた作品「アメイジング・グレイス」について書いた。場面はほとんどがイギリス議会の議場。これを見ていたら、昨年、映画館で見た「リンカーン」がもう一度見たくなった。手帳を確認したら、昨年の4月21日に見に行っていた。世界史教師をしているという事情もあり、見ておけねばならぬという義務感も働いて見に行った映画だ。勝手な先入観があった。貧しい農民の出身だったリ...
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アメイジング・グレイス

生徒のRちゃんから「アメイジング・グレイスって映画を見ましたか?奴隷貿易廃止に活躍したウィルバーフォースの話で、首相のピットも出てきますよ。」と教えてもらった。Rちゃん、ありがとう。その映画は、ちょっと前にNHKのBSのプレミアムシネマで放映されていたのだけれど、録画しただけで満足してしまい、実は、まだ見ていなかったのだ。で、家に帰ってから早速見た。アメイジング・グレイス2006年のイギリス映画。奴隷...
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ドクトル・ジバゴ

世界史の問題の中に、20世紀の文化に関する出題で、作者-作品名の組み合わせの誤りを問うているものがあった。「怒りの葡萄」-パステルナークという誤った組み合わせがあり、これを選ばなくてはいけない。「怒りの葡萄」はスタインベックの作品で、これは、浜島書店の史料集の文化史をまとめた表のなかで、かろうじて太字。パステルナークにいたっては、山川の用語集にも、浜島の史料集にも掲載されていない。だから生徒は知らな...
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アラビアのロレンス

今日からブログを始めます。1955年、昭和30年の生まれである。この年から神武景気となり高度成長期が始まった。翌年の1956年の経済白書には「もはや戦後ではない。」と記述され、流行語となった。私が育ったのは、神奈川県津久井郡という田舎で、「となりのトトロ」のメイちゃん、さつきちゃんが暮らしていた家のように、土間に台所があり、母はカマドでご飯を炊き、七輪で味噌汁を作っていた。手押しポンプの井戸もあった。 そん...
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